クルーズの5弦ベース。劇伴と呼ばれている、ブロードウェイ・ミュージカルなどでピット(ミュージシャンが演奏するブース)で演奏する仕事があるのですが、それを専門にしている音楽家さんからの依頼です。楽譜が配られて、「では、始めましょう。ワン、ツー、、、」、といきなり曲が始まるかなりシビアな仕事です。競争率もハンパないので、あそこで生き残っていけるミュージシャンは仲間内からリスペクトされます。初見で完璧に弾ける、というのは人並み以上の努力をしないと出来ません。
このベースの音程をもっと正確に調整し治して欲しい、とのこと。
いまいちチューニングが安定しないので、思うところをいろいろとチェック。
マシンヘッドのボルトが噛み合うようにヘッドを削ります。
仕上げは自家製ニスで。
こんな感じでなんとか本番に間に合いました。本番終了直後に「弾きやすかったよ、サンキュー!」とテキストメッセージが送られてきて、あ〜この仕事やってて良かったなぁ、と。そんなことを思ったワケです。
なんと丁寧なお仕事!
素晴らしいです。
ありがとうございます。日本製、ということでわざわざ僕の所へ持ってきました。