そこがネック。

 

リペア・調整の仕事が終わりません、、、イタチごっこ的な感じ。古い楽器を観れたりとても勉強になるので、僕的には製作と両方こなしたいのですが、マルチタスクが下手すぎる、、、。スケジュール管理を見直さないといけません。

 

ネックに使うアフリカン・マホガニー。ジャズ系のギターには木目が縦に真っ直ぐになるようにしてます。個人的な好みですけど、特に現代のジャズにはソリッド・ギターのようなアタックの早い楽器の方が対応し易いかな、と思います。

この前、ビッグバンドのリハにソリッド持って行ったら、オッさん連中に露骨に嫌な顔されてしまいました(苦笑)。アメリカでも世代が上の方たちの中には、フルアコでアンプ直!四つの刻みだけやれ!という人がまだ多くいて、そこを乗り越えていくのが僕のような下の世代の役目かなと思ってます。あのオッさん達にも、ベン・モンダーとかホント聞いてほしい。モンダーのギターがビッグバンドのスタンダードになればいいのに、とか密かに思ってます。

Neck - 1 (1)

 

鉋のサイズは5番が好きです。材の厚み出したり平面出したり、これ一つでほぼ全行程いけます。僕のは中古で3千円ほどでゲットした安物ですが、使える状態に調整するのに丸三日かかりました。

Neck - 2

 

平面が出ると気持ちがいいです。

Neck - 3

 

カーボンロッドは、ネックが横に捻れにくくなるのと、音質がネック全体で均一になるので、メンドくさくても必ず仕込むようにしてます。

Neck - 4

 

しかし暑いですねぇ、、、。お水持たないで散歩に出るのは危険な感じです。

 

“そこがネック。” への2件の返信

  1. きたぁーーー!!
    ネックが二本・・・二本が日本に?←懐かしい(笑)

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