実は、テールピースの試作品を四つ作って実際に弦を張ってテストしてみました。一個一個、重さを変えて実験してみました。底面にブラスの板を貼った、重みを持たせたものが狙っているサウンドに一番近かったです。そうか。軽い=良い音、とは限らないのか、、、。

ギターは奥が深いです。もっともっと突き詰めて試行錯誤しないといけない。必ずしも古くから伝わるセオリーが毎回正しいとは限らないんだな、と。製作家としてだけでなく、僕自身、ミュージシャンとしての直感も使って、自分で実際にやってみて自分の耳で判断するのがベストでしょうか。結果、僕の作るギターの個性に成っていけば、と。そんな風に願っております。日々是精進なり。

ってことで。手ノコでブラスを斬りましょう。ケチって三つ分取れました。

TP - 1


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Written by タカ

音楽家。ギター製作家。ヒューストン・テキサス在住。

9 Comments

まさ

スパイラル刃のノコ良いですよね。僕も使ってます。
それにしても昔の技術はすごいですね。ずっと残るものにはちゃんと理由があるんですね。
ニンニクなんて誰が思いついたんでしょう…

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タカ

まささん。そうですよね、このノコ便利ですよね。昔の人の知恵はスゴイですよね。よく思いついたなぁ、と感心させられます。試行錯誤の繰り返しでしょうか。

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博雅

狩りに使われてるっていうと矢じりとかでしょうか?あれはタールでつけてるって聞いたような気がします。
古代ギリシャの壺はウィキとかで読む限り釉薬とか七宝とかと同じで焼き付けのようですが、複合材料の取っ手は取り外し式って書いてあるやつが一個ありますが、他はどうなのか分からないですね…。
タカさんは、なんかバロック時代の謎の楽器violoncello da spallaとか好きそうだなと思いました。
下にURLを書くので、もしご興味があればどうぞ。
columbia.jp/artist-info/terakado/special.himl

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タカ

確認できる最古のニカワ接着剤(アニマル・グルー)が使われていた証拠は、エジプトのファラオのお墓から出てきた家具や備品、絵画、というのをどこかで読んだ記憶があります。その後、古代ギリシャ/ローマでは、寄せ木細工・木象眼にハイドグルーを使っていたのが確認出来たそうです。

木の持ち手のような部分に、鉄のような装飾品が接着?してあったりして、その当時はエポキシや瞬間接着剤は無かったので、どうやってくっつけたんだろう?って。木と鉄をくっつける、という行程はギター製作ではありませんが、気になったら知りたい性格ですので(苦笑)。色々調べたり実験しています。

この謎の楽器、好きです!小ぶりなアーチトップギターみたいですね。また調べ物が増えてしまいました(笑)。気になるので調べようと思います。ありがとうございます。

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タカ

ご飯粒(笑)。昔の人は木工に使ってた、って聞いたことありますよ。ギター製作に使ってみましょうか?ご飯粒接着剤を使って、ヘッドプレートに海苔を張ってですよ、フィンガーボードにも海苔をベニア的にくっつけて。塗装はお醤油でこんがりサンバーストにして。

モデル名は、「おにぎり」で。ご注文、お待ちしております(礼)。

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Ryo-

ニンニクかぁ・・・昔の人はスゴイなぁ。
物が溢れている現代の人には考えもつかないことですね!
象牙の黒染の技、ソロソロ解禁でしょうか?

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タカ

昔は物がなかったのですで、頭を使うしかなかったり知恵を出すしかなかったですものね。今は、なんでも手に入るし、欲しい情報や答えもすぐ見つけれますし、遠回りしなくていいんですよね。

でも、遠回りした方が絶対いいですよ。これが一番の近道で、一番確実な道です。

象牙の黒染めは、油性マジックじゃダメですか(笑)?

Reply
Ryo-

そうなんですよね。
近道なんて何も面白くありませんし、考えてするから進歩があるんですよね!

油性マジック?(笑)黒染ソロソロ時効じゃないですか?
イカ墨にオリーブオイルで煮込むとかも無ですよ(笑)

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