小さなカンナで削っていきます。刃が研げているのはもちろんですが、木目を読み間違えて削ると致命的なダメージをくらいます。
1フレットから12フレットにつれて厚みを増すように削るのですが、この差があり過ぎると、例えば、1フレットで弾いた時と12フレットで弾いた時のトーンが違いすぎる、というバランスの悪いサウンドのするギターになってしまうと思います。ネックの音って本当に重要で、僕はですけど、ボディよりも神経質に作っています。ネックの形状でサウンドがビックリするくらい変わるんです。
プレーヤーの好みのネックシェイプと好みのサウンドが一致しない時は本当に大変です、、、。どうしようかな?とあれこれ考えて寝れなくなることもあります(苦笑)。
本当に綺麗な柾目ですね。
ネックを削り出す時、ネックの音というものを意識したことは無かったのでハッとしました。
ロッドの材質や入れ方、カーボンロッドの有無でも大きく変わりそうですね…本当に奥が深い…
アーチトップであればより顕著にネックの音が影響していくのでしょうね。
まささん。
おはようございます。ネックの形状はすごく大切だと思います。音への影響も考慮しながら、プレーヤーの好みのグリップに仕上げるのが難しいですね。
アコースティックやアーチトップの場合は、もっと顕著に音に出てきます。音が重すぎる、和音の分離が曇っている時なんかは、肩の部分を削って重さを減らすと音がスッキリしてくるかな、と。
削りカスが綺麗ですねぇ…
更新楽しみにしております !
halさん。
ありがとうございます。サボってしまっていましたので、もっと頻繁に更新するようにします!